古くなったドライイーストの復活方法

古くなったドライイースト (冷凍庫で消費期限+5年とか) でも完全に死んでない限り復活できます。
ただし、袋の中のイースト菌が弱っていることには変わりが無いようです。
そこで『世代交代』させることで復活できます。

イースト菌の寿命はおおよそ24時間で、新世代が生まれる時間は約2~4時間だそうです [1]。
またイースト菌が一番楽に餌とできるのは単糖類 (ブドウ糖) です。
世代交代をさせ、新しいイースト菌を発生させれば、力のあるイースト菌として使うことができます。

方法
  1. 25~30度程度の水に古くなったドライイーストブドウ糖を入れる。
  2. 常温で2~4時間放置。これで一応次の世代がもとと同じ量生まれているはず。

ブドウ糖はドラッグストアの飴コーナーなどに売ってます。

[1] 鈴木 昭紀, 「酵母の増殖」, 日本釀造協會雜誌, Vol.69, No.1. pp.21--24, 1974.