ジャンル | アクション・アドベンチャー |
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対応機種 | PS3 |
開発元 | Naughty Dog, Ltd |
発売元 | Sony Computer Entertainment |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2007年12月6日発売 |
価格 | 通常版:5,980円、BEST版 2,980円 |
対象年齢 | CERO:C 15歳以上 |
プレイハード
ゲームシステム
ストーリーに沿って、各地域を探検していくTPSゲームです。探検と言っても、広範囲なフィールドを探検するのではなく、その場その場のフィールドはさほど広くありません。基本的にはレールプレイです。プレイスタイルは、探索するときがあって、謎解きをして、敵が出てきて戦う、といったものの繰り返しという感じです。戦闘に関しては、6割スニーキングアクションという味わいです。強化要素や選択肢といったものはありません。武器は基本的に拾って戦います。やり込み要素としては「トレジャー」というものが有ります。フィールドに散らばった古代のアイテムを収拾するものです。そんなに意地悪い場所へ置かれていないので、そこそこ注意深く探せば見つかります。なお、このトレジャーはメニューから3Dで見ることができるのですが、そのモデリングがなかなかに素晴らしいです。
グラフィックス
グラフィックスは「水面シェーダーには努力したよ!」と言っただけはあり、とても水面は綺麗です。その他の部分は普通と言った感じ。モーションは時々不可解なことをします。
サウンド&ミュージック
音楽は非常に耳に残ります。かなり良いです。特にオープニングの音楽は良いです。音源に関しては、オケの録音というのがまた素晴らしい。
ストーリー
王道も王道、「ど」が付く程の王道です。明らかに「インディージョーンズ」のオマージュです。そして、とても「B級映画」です。これは貶しているわけではなく、B級映画が受け入れられる人にはたまらなく面白いということです。サスペンス有り、ロマンス有り、友情、そしてB級臭いボケ。それらをこなす主人公のネイトさんはとてもキャラが立っています。実はすでに本作1と、2、3とプレイ済みなのですが、この1が一番B級臭が高いです。戦闘も割とさくさくとこなせ、また適度に死にます(HARDモードをお勧めします)。
総評
インディージョーンズのオマージュB級映画をゲームにしてみたよ!役者もそこら辺から拾ってきたよ!というゲームですが、愛すべき馬鹿という感じです。くっだらないボケを主人公がカマしたり、とんでも展開でB級臭を上昇させたりととにかくB級映画ですw。そしてそれを引き立てる本気のB級臭いBGM。
戦闘に関してはやや敵AIが超能力持ちで、あほの子と、大リーガー過ぎるかなと思います。壁の裏に隠れても見えているようです。そして、戦闘中の挙動がお世辞にも頭が良いとは言えません。そして大リーガー。グレネードの投擲精度が半端無いです。この辺はどうにかして欲しかったかな。
しかし、涙あり?笑いあり、サスペンス有り、ロマンス有り、そして友情有りと、ネイトさんの大冒険。非常に良いゲームでした。買って損は無し。