| ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation3 |
| 開発元 | ゲームリパブリック |
| 発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
| プレイ人数 | 1人 |
| 発売日 | 2007年6月21日 |
| 価格 | 5,980円 |
| 対象年齢 | CERO : A |
プレイハード
ゲームシステム
アクションアドベンチャーです。
アドベンチャーパートで、村の人から話しを聴き、そしてアクションパートへと出かけるという感じです。
アクションはやや変わっていて、まず敵の魂を抜き取ります。
そうして、その敵を使役して戦うというシステムです。抜き取った魂には成長要素があります。その敵を使役して何らかの条件を満たすとパワーアップするといった強化システムです。同時に使役できるのは最大4体で、○×△□にそれぞれ割り当てられます。
またゲームは、キーツ編とエレン編という主人公の違う二編で構成されています。そしてチャプターが終わるたびに、どちら編をやるのかという選択肢が出ます。中々興味深かったのは、片方の編だけではクリアできないという点でした。最終章手前まで行くと、もう片方の編を最終章手前まで勧めないと、最終章に入る事ができません。自分はキーツ編でずっと勧めていたのですが、その後エレン編をやることで物語を深く見ることができて楽しかったです。
サウンド&ミュージック
BGMは良いです。幻想的で、儚い感じが良く出ています。自分はガングリフォンブレイズのOP曲を思い出しました。その他のBGMもかなり特徴的で単に気をてらったというわけではなく音楽そのものとしての質が高いように思います。
ストーリー
兎にも角にも、おそらくFolks Soulとは何かというと、このストーリーでしょう。とても変わった世界観です。そしてその上にあるストーリー。この異様な世界観が受け入れられたら楽しめるでしょうし、そうでなければ「なんだこりゃ」と言われかねないかと思います。世界観は面白いのですが、その上で展開されるストーリーが面白いかと言われると正直微妙です。しかし、エンディングはそのメインシナリオとはちょっと違った1にあり、世界観が重要になってきます。それは大変面白かったです。
総評
非常に人を選ぶ、そういったゲームかと思います。アクションとシステム中々悪くないです。音楽も良いです。ただ、世界観は相当変わっています。そしてメインストーリーがさほど面白くは無い。あと、アドベンチャーフェーズのフィールドが広いわけではなく（非常に小さい村）、グラフィックスが優れているわけではない。この辺が気になる人、つまりグラフィックスがしょぼいと萎える、またへんてこな話しが受け入れられない人はつまらないと思います。しかしながら、自分はそこそこ楽しめました。
開発会社のゲームリパブリック社は倒産してしまいましたが、まだ中古品は格安で出回っているので、興味がある人は手に取ってみても良いかと思います。自分は、エンディングでニヤリとしました。
他人お勧め度
上記の様に人を選びます。なので2.5点。異世界とか、カオスな世界観が好きな人に勧めてあげてください。
